お問合せ求人募集
新発田駅前の皮膚科・小児科クリニック
新潟県新発田市諏訪町1丁目2番11号
イクネスしばたMINTO館2F
皮膚科専門医と、小児科専門医がいるクリニック

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は患者さんの多い、とても有名な病気です。しかし病気のことや治療について間違った知識が広がっていて、誤解が多いのも事実です。よく「原因はなんですか?」と聞かれますが、その答えは「肌が体質的にデリケートなこと」となります。肌は外と接していますから、いろいろな物質が触れます。中には触れると炎症をおこしやすい物質もあります。アトピー肌はデリケートで過敏なため、普通はおこさないような弱い刺激でも炎症をおこしてしまうのです。ですので治療は以下の3点が重要です。

 

アレルギー

①悪化因子がわかればなるべく少なくする

例えばダニやほこりが悪化因子なら、こまめに掃除する、換気をよくするだけでも有効でしょう。飼っている犬や猫なら、地肌で触れたり、抱っこしたりする時間はなるべく短くしてください。また汗も以外と刺激性があるので、たくさん汗をかいた後はそのままにせず、シャワーをあびたり、タオルでふきとったりするとよいでしょう。

みなさんひとりひとり生活する環境が違いますから、悪化因子はひとそれぞれです。

身のまわりにあるなにげないものが、悪化因子になっていることもあります。初めは気づきにくいですが、繰り返しお話をうかがっているうちに悪化因子がわかり、それを避けるようにアドバイスすることで症状がかなり良くなることも時々経験します。

②デリケートなアトピー肌をいたわる(スキンケア)

なにもしないと炎症がおこりやすいですから、スキンケアをして肌をいたわりましょう。大切なのは「入浴法」と「入浴後の保湿」です。まず長風呂や熱いお湯はいけません。入浴はゆるめのお湯で短時間が基本です。次に体の洗いかたですが、ナイロンタオルなど硬いものでゴシゴシこするのもダメです。せっけんを良く泡立てて、届く範囲は手でやさしく洗いましょう。それで十分肌のよごれは落ちますから安心してください。背中などの手の届かないところはやわらかいタオルを使ってください。入浴すると肌はたっぷり水分をすってうるおいます。でもこのままだと水分は蒸発してうるおった肌はもとのデリケートな肌に戻ってしまいます。ですから入浴後なるべくすぐ、保湿クリームやローションを塗って、肌の水分を保つようにしましょう。

③おこってしまった炎症には、炎症止めの塗り薬をしっかり塗る

実は皮膚の炎症をしっかりおさえる塗り薬の種類はそう多くありません。代表的なのはステロイドという薬です。炎症をおさえる力の強さで5段階のランクに分かれていて、症状にあわせて適当なランクのステロイドを塗っていただきます。いろいろ誤解の多い薬ですが、元々は体内の副腎という臓器がつくるホルモンに似せてつくられた薬(別名:副腎皮質ホルモン薬)ですから、体にそれほど害はないはずです。またステロイド薬は半世紀前から使われている歴史のある薬で、どれくらい効いて、どんな副作用がでるかなどよくわかっています。ステロイド治療はステロイドに精通している皮膚科専門医の腕のみせどころで、症状にあわせて、どのランクの薬をどこにどれくらい塗ればよいかなどを診察毎にアドバイスいたします。