こどもの発熱

お子さんの急な発熱は誰でも心配なものです。元気があって食欲もあるときは慌てることはありません。しかし、3か月未満の発熱、ぐったりして水分もとれない、呼びかけても反応が悪いときは、すぐに受診をしてください。

★3ヶ月未満の発熱が危ない理由
赤ちゃんは胎盤を介して、お母さんから免疫物質をもらって生まれてきます。この免疫のおかげで、お母さんがかかったことのあるいろいろな病気にはしばらくかかりにくいのですが、免疫物質がなくなる5-6ヶ月頃からは風邪を引いたり、熱を出しやすくなってきます。
3ヶ月に満たない赤ちゃんが熱を出した時、怖いのは細菌性髄膜炎や尿路感染症です。赤ちゃん自身の免疫能はまだ未熟で、症状は進行が早いので、早い段階で小児科医の診察を受けてください。

お母さんと赤ちゃん

★熱冷まし(解熱剤)は使った方がいい?
発熱の原因は、その多くが風邪(ウイルス性)です。元気で食欲もあれば、発熱も身体に侵入したウイルスなどを退治する自己防衛反応ですので、あえて熱冷ましを使用せずアイスノンなどで身体を冷やすだけでも大丈夫でしょう。
こどもの解熱剤では「アセトアミノフェン」が最もよく処方されており、おおよそ生後6ヶ月以上のこどもで使えます。アセトアミノフェンは、インフルエンザにかかった時も比較的安全に使えます。それ以外の解熱剤(ロキソプロフェンやサリチルアミドなど)は、「インフルエンザ脳症」を引き起こすことがあり、こどもでは注意が必要です。

 

かぜ