久々に「臍ヘルニア」の処置をしました。
臍ヘルニアは、赤ちゃんのおへその部分で腸管が筋肉のすきまから飛び出している状態で、特に1~2ヶ月の頃にはおへそがどんどん大きくなっていくように見えます。
1歳、遅くても2歳くらいには自然によくなることが多いのですが、おへそが大きく飛び出していた子は、自然に治ったあとも皮膚がたるんでしまうことがあります。
最近は「圧迫療法」といって、飛び出たおへそに綿球などをあててテープで押さえる方法の効果が見直されてきました。テープかぶれをおこしてしまうと続けられないのですが、続けることができれば数ヶ月でおへそが小さくなってきます。正しい押さえ方、テープの張り方が大事ですので、ご相談くださいね。